合い鍵事件

合い鍵事件

油断禁物、合鍵から空き巣に入られる!?

鍵を使った事件の中に、合い鍵を使った侵入窃盗があります。
自分は鍵を1度もなくしたことがない!鍵は今目の前にあるんだから合い鍵を作ろうにも作れないだろう、と安心しきっているあなた、いつかその油断が仇となることがあります。

合鍵はホームセンターで作れる

まずだいたいの家の鍵は、ホームセンターなどで合い鍵が作れます。
簡単な鍵であれば雇われているパートのおばちゃんだって作ることが出来ます。

鍵に番号がかかれている鍵

あなたがお持ちの家の鍵をご覧下さい。鍵に番号がかかれていませんか?もし番号がかかれていなければ、それは合い鍵です。番号がかかれているものが純正キーとなり、合い鍵を作るときにその番号をもとに鍵を削りますので、もし合い鍵を作るときがあれば必ず純正キーを持っていかなければなりません。

合い鍵から合い鍵を作ると誤差がどんどん生まれ、最終的には使えなくなってしまいます。また、使用を続けるうちに摩耗した純正キーからの合い鍵作成もいずれは使えない鍵が作られるだけですので、普段は合い鍵を使い、純正キーは保管しておきましょう。

合鍵を使った事件

では、どのように合い鍵を使った侵入窃盗が起こったのか、いくつかのケースでご紹介します。

合鍵を盗まれた

まずは、家にある合い鍵を盗まれたケース。合い鍵が2本・3本あったはずなのに1本なくしていた、まあどこかで落としたんだろうと思っていたら実は盗まれていた、と言う事です。

純正キーから合鍵を作られた

次に、勝手に合い鍵を作られて侵入されたケース。先に説明した通り、純正キーを持っていけばその辺の鍵屋の鍵猿でも鍵を作ることが出来ます。人に鍵を貸したことがある方、しばらく鍵をなくしていたけれどいつのまにか戻ってきていたので気にしていなかった、といった方が気づかれないうちに合い鍵を作られていました。

いずれも番号が書かれている純正キーを人に渡すことは絶対にしてはいけません。また純正キーは見つかるような場所、玄関の棚の上など人目に付くとこには置いてはいけません。

また、今の世の中には写真を撮って業者に送るだけで合い鍵が作れてしまうようなネット社会です。盗まれていなくても写真だけとって後で合い鍵を作られる可能性があります。大変危険ですので、純正キーの取り扱いには注意してください。